さて、私にとって新たな1年の始まりです。52巡り目の1年はなかなか苦難の1年でしたから(^_^;)53巡り目の1年は充実したものにしたいものです。
前回も書いたように、このサイトもさらに充実をはからなければなりません。プロジェクト研究については、引き続き栃木県安蘇郡閑馬村(現栃木県佐野市)の閑馬学校についての史料を読んでいきます。その成果はまた、追々アップしていこうと思っています。ただ…
本サイトの4つのカテゴリーでは「史料学研究」の記述がやっぱり少ないですね。「電子書籍時代の史料翻刻」の中でも思い出話的に少しこれまでの史料整理のあり方などについて書いてみましたが、もっと深く掘り下げていく必要があります。でも、いっぺんには難しいですから、とりあえず、「史資料論」として、また少し連載したいと思います。近世史―古文書に関するものはもちろんのこと、いまの専業である大学史の史資料についても少しまとめたみたいと思っていますし、それこそ史料を入れる箱から、史料整理にあたってのいろんなノウハウ等々…。ただし、気合いを入れすぎるとたいへんになっていきますから、ちょっと余裕を持って、あまり構えずにまずはアトランダムに書いていきたいと思っています。それらがまとまってきたら、「史料学研究」に、それこそまとめていきます。まずは資料保存用の封筒と保存箱あたりのことから始めてみましょうか。
それから私自身の研究については、まず小田原藩についての研究をまとめたいと思っています。それから、朝鮮通信使の諸役負担の研究に、幕末期の治安・警察に関する研究、そして大名家から将軍家に対する産物献上に関する研究…。いずれも1990年代から20年以上やってきながらまとめずにいたものです。本質的には怠け者ですので、ここで宣言することによって、自分にプレッシャーをかけていきたいと思います!成果が出たらまた順次、報告していきます。
何とか目の状態もよくなってきたようですので、いくつかの決意表明でした。
そうそう、病気の経過と現状についてもそのうち大きくまとめておきたいと思っています。もちろん【徒然】も心の趣くままに、でもなるほどと思えるようなものをつれづれに書いていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします(誰にということでもなく、ほとんど独り言ですが…^^;)