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【臣君の起業日誌⑤】ISBNコードと書籍JANコードの申請

合同会社オフィス野の花を起こしてひと月半になりますが、ほとんど活動などはできておらず、まだまだいろいろな準備作業を進めています。現在は、出版業に向けてISBNコードと日本図書コード、書籍JANコードの申請をしているところです。本を販売する際に後に印刷してあるバーコードの部分ですね。これらは「日本図書コード管理センター」で管理されています。下記はホームページのURLコードです。

https://isbn.jpo.or.jp/

ここから説明部分を抜粋してみますと…。

ISBN(国際標準図書番号:International Standard Book Number)は、固有の書籍出版物を発行形態別、1書名ごとに識別するユニークなコードとして、今では世界117の国と地域(2011.6現在)で発行される書籍に表示されています。
 書誌情報(どこの国の、何という名称の出版者が発行する、何という書名の書籍か)を特定して書籍の取引や図書目録の編纂に活用されています。
 日本の出版界では、国際標準ISBNに、日本独自の国内基準である図書分類記号と価格コードを付加して、「日本図書コード」として標準化しています。そして、「日本図書コード」を2段一組のバーコードにシンボル化したものを「書籍JANコード」と言い、表示見本(表4見本、奥付見本)のよう表示し、流通上の必要に応じて使用することができます。

とあります。こちらのサイトには詳しい利用の手引きとともに手続きの方法もきちんと書かれていて、このサイトから申請を出すことができます。

こちらが「利用の手引き」をダウンロードして印刷し、ホッチキスで綴じたところです。結構、厚くて60ページもあります。読むのだけでもたいへんです。とりあえず、先週申請しました。

ISBNは申請する数によって値段が違います。1点だけだったら7,250円、10点で18,000円、100点で37,000円といった具体です。10点の次は100点に飛びます。書籍JANコードは年刊売り上げによって決まります。500億円以上が100,000円、50億円以上500億円未満が50,000円と続いていって1億円未満が10,000円となります。ISBNも書籍JANコードも税別です。

また、それぞれのコードはこちらで管理しなければなりませんし、バーコードも指定の業者に印刷をお願いすることになります。まだまだ段階が必要なようです。昨日は、申請に対して確認の電話がかかってきました。申請に関しては、このように電話での確認があって、次に具体的な手続きに入って行きます。電話はすでに先週から入っていたのですが、留守にすることが多いですからね。

そうそう、この申請をしているところで分かったのですが、実は出版社名として申請しようとした「野の花出版」はすでに登録されていました(T_T)何でも愛知県の印刷会社さんが会社内の出版社として登録されているとのことでした。しかもその会社のサイトでしか本も購入できない…。道理で普通に検索しただけでは引っかからなかったわけです。まぁ~うちもネット販売専門ですが、それにしても残念でした…。仕方がないので、出版社名は「野の花出版社」とすることにしました。

1冊目を出版するまではまだまだやらなければならないこと、確認しなければならいないことが多いですね。何ごとも勉強勉強…。それにしても利益ってどうやって上げたらいいのだろう…。肝心なところで目算ができてきません(溜息  ^^;)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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