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BS11(イレブン) 「歴史科学捜査班」に出演します(^_^)

昨日は、緒形拳さんのご命日でした。もう没後10年になるのですね。本当に月日の流れは速いですね。GACKTさんもInstagramで「早いもんだ。会いたい。」とおっしゃっていました。昨日は、残念ながら、疲れ果てて、早めに眠ってしまって、改めの今日です。

緒形さんの導きと言ったら、勝手すぎるでしょうか?実は、昨日は、BS11イレブンで10月1日から始まった新番組歴史科学捜査班に出演するため、御茶の水のスタジオで収録でした。「歴史科学捜査班」は、「科学の力で歴史を再捜査!  これまでの定説や通説に現代科学のメスを入れ事実を掘り起こすエンターテインメント番組」 をコンセプトにした番組です。この7回目の放送になりますでしょうか、私が出演するのは、宝永4年(1707)の富士山噴火についての回です。噴火や被害の状況、そして今もし富士山が噴火したら…ということを科学で検証しようというのです。私自身は、文献史学で災害史をやっているわけですが、過去の災害の検証には、地質学や火山学等の自然科学との協力が欠かせないと思っておりました。その上で、今後の防災について考えていく必要があると思っていましたから、番組の意図に賛同させてもらった次第です。出演依頼が来たのが9月30日でしたから、本当に急きょでした(^^;)BS11は、開局して11年目ということで、そうした若い放送局に協力させてもらえるのも嬉しいことです。御茶の水のスタジオは、なかなか趣のある建物です。明治大学のアカデミーコモンの近くですから、私には研究会などでお馴染みの場所です。

歴史科学捜査班のリーダー・メインMCは、宮本隆治アナウンサーで、コメンテーターは、朝日新聞科学医療部で科学コーディネーターの高橋真理子さんです。初対面の宮本さんは若々しくて、思わず「テレビで観たとおりですね」と言ってしまいました。紅白歌合戦や、父が大好きだったのど自慢など、NHKの番組でよく拝見していましたが、フリーになられた今も、本当にその当時のままでした。

それにしても、本職のアナウンサーはさすがに凄いですね。番組のしきりについては宮本さんにお任せすればよいと、ディレクターさんからアドバイスを受けていましたが、本当にその通りです。「ご出身はどちらですか」と聞かれて、「福岡の八女と言うところです」と答えたら、「はい、よく知っております。私は北九州の生まれです」とおっしゃって、それから緊張が一気にとけました。昨日は、1、2時限目が現代教養の授業で、それを終えてから駆け付けましたので、結構、疲れていましたが、ちょっとしゃべりすぎてしまいました。まぁ~編集されるとのことでしたので…。

それにしても、番組が始まる前には本当にメイクをするのですね。ファンデーションや髪のセットはもちろん、眉毛を整えてもらって、裾の方は書いてもらってと、初めての化粧もある意味、快感でした。癖になったらどうしましょう。それにしても、スタジオに入る際に「馬場弘臣先生入りーす」と呼ばれた時にはゾクッとしましたね。本当にそう言うんですね!こちらの席から見たテレビカメラやクレーンや、そしてタッフの皆さんの風景、ADさんのカンペ、そして終わった後に立ち上がると、一斉に「お疲れ様でした」と声をかけていただくところなど、テレビで観たまんまでした。

あ、放送日は11月12日(月)午後7時からの予定です。詳しくはまた、放送日が近づいたら、順次、お話しさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

宮本さんは、本当に気さくな方で、番組が終わった後、一緒に記念撮影をしていただきました。番宣で許可をいただきましたので、写真をアップさせていただきます。私もミーハーです(^_^)v

当日は、私の前に収録されていた中世史の研究者で、「歴史と文化の研究所」の代表である渡邊大門さんにもお目にかかることができて、本当に特別な1日となりました。

※放送日を間違えておりました。正しくは、11月12日(月)です。よろしくお願いいたします!

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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