234箱の壮観!北條秀司資料
突然のメールが入って、明日、書棚と資料を移管するとのこと。なので、本日は午前8時に出校して、30分に図書館の書棚と資料を確認し、移転作業への立ち合い。作業が終了したのは、午後3時半を回っていましたね。
そんなに広い部屋ではありませんが、研究室の側に新たに移転場所を確保していただき、図書館の書棚を移管してもらいました。劇作家北條秀司先生の資料です。93歳で亡くなるまで、200編以上の戯曲を新国劇、新派、歌舞伎、舞踊劇のために書かれました。もっとも有名なのは、将棋棋士坂田三吉の物語「王将」でしょう。この「王将」をはじめ、その劇作家活動に関する資料を2003年に本学付属図書館に寄託していただいていましたが、4号館の改修工事のために、仮移転したのでした。
こちらが書棚の設定を終えたところです。とりあえず、希望通りに配架していただきました。そしてこちらが一緒に運ばれてきた資料。その数234箱!壮観です。
10月から横浜市歴史博物館で開催される「俳優緒形拳とその時代-戦後大衆文化史の軌跡-」でも、当然、この中の資料を展示するのはもちろんのこと、「恩師・北條秀司」として特別コーナーを設けます。
とはいえ、これを開いて、先ほどの書棚に配架するだけでもたいへんな作業です(^^;)もちろん、この部屋の書棚だけでは足りませんから、共同会議室の中量棚にも配架する予定です。
資料が尽きることはありません。でも、たいへんだからこそ楽しいのです。楽しいことにたいへんじゃないことなんてありません。とにかく、展覧会の開設までに何とかしなければ…。
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