横浜歴史博物館からクラウドファンディングのリターン品が送られてきました。現在、特別展が開催されている「橫浜の大名-米倉家の幕末・明治」展のクラファイですね。最近は公立の博物館や美術館、史資料保存機関等でもクラウドファンディングをやっているところが多く、私もふるさと福岡は柳川市の立花家史料館や国文学研究資料館のクラウドファンディングを支援したことがあります。私自身がすでに2回クラウドファンディングをやって、たくさんの方からご支援をいただきましたから、恩返しです。
こちらがリターン品の図録とマグネットバッジです。武蔵金沢藩米倉家は、甲斐武田家の旧臣の家柄で、図録をみると「武田信玄と武将像」というのがあって、信玄と88人もの家臣が描かれています。その最右下に米沢丹後守が描かれています。絵画の意図とか作者とか不明の点も多いですが、ぜひ見てみたいですね。米倉家旧蔵の史料も多数展示されているようです。
また、3月に小林学芸員と一緒に秦野市と中井町に米倉家のお墓を調査に行った際に撮った私の写真も掲載されていました。何だかこそばゆいですね。せっかくですから一つここにも載せておきましょう。
米倉丹後守昌尹の坐像です。まだ武蔵金沢に移封される前、下野国皆川藩米倉家の初代藩主になります。元禄12年(1699)7月12日には亡くなっていますね。ただ、相模は武蔵とともに米倉家が最初に拝領した土地、つまり父祖の地で、だから墓があるのですが、とくに昌尹は蔵林寺(秦野市)の中興の祖となっています。領地は離れていても厚く菩提寺を敬っていたことがわかります。
いろいろとゆかりの地を尋ねてみたいものですね。あ、もちろん展覧会もしっかりと見たいと思っています(^^)
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