<ニュースアイ>がんと闘い「宗門改め」 YOMIURI ONLINE

いつの世も病や死は避けられない。大阪府茨木市の善照寺(浄土真宗本願寺派)で、江戸時代に舌がんを患った僧侶について記された古文書が見つかった。

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http://sp.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20170826-OYTNT50062.html

>安永7年とありますから、1778年ですか。しかも「舌かん」。癌という病気か当時から知られていたのですね。浄土真宗は当時は一向宗ですね。それにしてもこの玄意というお坊さん、命の短さを知って、宗門改めをするために、息子に相続しようと思って庄屋とひと騒動あったと書かれています。通常、住職は妻帯と許されていませんから、後住(後の住職になる人)は他の寺からやってきます。ところが一向宗は妻帯が許されていて、だから、こうした問題が起こるのですね。そこがおもしろい!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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