GW小豆島紀行の話の続きです。小豆島と言ったら、皆さん、何を思い浮かべますか?オリーブ?ちょっと古くなりますが、高峰秀子さんが主演された映画「二十四の瞳」?とりあえず、ここは呼び水です。小豆島紀行の2日目は「二十四の瞳」の分教場のセットからスタートです。
ここからちょっとお土産を買いに醤油ストリートへ!と言ってもそんなストリートがあるわけではありません。ただ、小豆島は本当に醤油屋さんが多いんですよね。マルキン、丸島、一徳等々。しかも展示室を無料公開なんかしていたりします。
ソフトクリームが茶色いのは、醤油ソフトだからです(^^)確かに醤油の香りがほんのりしましたね。小豆島で醤油の醸造がさかんなのは、良質の塩が取れることと船便によるようですね。小麦はうどんの生産のために讃岐を中心にたくさん作られていたでしょうし、大豆もですね。でも、今はどこから仕入れているんでしょう?
続いて訪れたのは、農村歌舞伎で有名な肥土山の舞台。どうやら今日(4月28日)は舞台があるようで、準備中でした。ここは花道も棧敷もあって、素朴で本格的な舞台でしたね。それから中山の千枚田へ。棚田ですね。小豆島は、確かに田んぼが少ないのですが、ここには棚田が集中してます。母の実家は福岡県八女市の黒木町で大字(おおあざ)を山中と言います。ここと逆の地名ですが、同じように棚田の多い山間村落です。私にとっては懐かしい風景です。
そして小豆島最大のパワースポット江洞窟へ。こちらは岩をくりぬいたような洞穴に朱塗りのやしろが建ててあります。宮崎の鵜戸神宮を小さくしたような感じですね。そしてこの隣の岩場に丸く岩が削られていてそこに大日如来を示す梵字が掘られています。こここそが最大のパワースポットだと、神社を管理する方がおっしゃっていました(^^)
江洞窟を後にしたら、御朱印をもらっていないことに気が付いたかみさんのリクエストで、西光院というお寺へ。ここは朱塗りの門に五重塔、そして尾崎放哉の句碑「咳をしてもひとり」がありました。自由律俳句の中でも尾崎放哉と種田山頭火は好きなんですね。実はこの句碑の横には、放哉と山頭火の句碑もありました。
西光院をあとにすると、またフェリーに載って高松に戻ります。それから金毘羅さんに行ってももう遅いなぁ~と思っていたら、途中で善通寺市というところを通って、市の名前になっているのだから結構なお寺なんだろうと立ち寄ってみることにしました。ですが、もう5時ギリギリ…御朱印をいただくのに間に合うのかしらん。駐車場がまた、お寺をぐるっと回った後にあったのでした。着いたところで、5時5分前、駐車場のおじさんが料金はいいから、早く行きなさいと言われてかみさんがダッシュ。何とか間に合いました(^_^)v旅は情けですね。
それにしてもこの善通寺!本当に大きなお寺でした。境内も広いし、太師堂も薬師堂も五重塔も立派です。何より境内の楠木の立派なこと立派なこと。ここには絶対トトロが棲んでいるな。
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