1月8日は、今年初めての大安吉日です。ですので、相模大山の阿夫利神社と大山寺に初詣に行って参りました。今年はこれで5社目の初詣です。ちょっと多すぎかなと思いつつ、これで最後です。大山は毎年のことですからね。相模大山については、折に触れてこのサイトでもお話ししてきましたので、詳しくは省略しますが、関東総鎮護の大山阿夫利神社は、江戸時代には山頂にある石尊大権現への参拝が江戸をはじめとする関東地方はもとより、周辺の地方からも参詣で賑わった神社でした。今の下社がある場所には大山寺があって、多くの子院がある一大寺社でした。
今日は大山初詣のレポートに徹したいと思います。少々長くなりますが、お付き合いをお願いします。
大山阿夫利神社にはケーブルカーで阿夫利神社下社にお参りします。山頂の石尊権現は下社から徒歩でしか行けません。
こちらはケーブルカーが途中の大山寺ですれ違うところです。だいたい5分くらいで阿夫利神社に到着します。
最近は初詣に行くのが遅くなっていましたから、この時期に参詣するのは久しぶりです。元旦参詣は特別で、こうした藁の輪っかがあり、拝殿には「謹賀新年」の立て看板があります。
ここでお祈りを済ませた後は、おみくじを引き、神社の裏に回ってお水を汲んで、さらにお参りをします。今年のおみくじは「吉」でしたので、おみくじはこちら巻いてきました。
そうして参拝のために社務所に行き、手続きをしたら、何と次は1時間ごとのこと。えっ、そんなに!考えてみたら、8日の大安吉日にしては人が少ない。人気の豆腐料理のお店は数日まで予約が取れたし…。仕方がないので、肌守や熊手などを買って、お茶をすることにしました。社務所の隣にある「石尊」というお店です。
こちらが「石尊」というお店です。ここの名物は、抹茶ティラミス!器が升で「寿」と「石尊」の焼印があります。私はほうじ茶ラテと一緒にいただきましたが、なかなか美味しかったですよ!もし、お参りすることがありましたら、ぜひお試しください。と、Instagramにアップしたら、なんと王様のブランチでも紹介されていたとか。
そうこうしていると1時間なんてあっという間でした。拝殿にあたってお祈りをしてもらい、せっかくですから、ケーブルカーで途中の大山寺にもお参りします。
こちらが大山寺です。こちらには重要文化財の鉄でできたお不動様があります。正確には「鉄造不動明王二童子像」です。鎌倉時代の作だそうで、とにかく当時は鉄で作ること自体が難しく、その意味でも珍しい作品です。本日は御開帳日で拝見することができました。
ちなみに大山寺では本堂の隣で「かわらけ投げ」ができます。今年も的を通すことができませんでした(^^;)数年前に通すことができて、置物をいただきました。何だったかは忘れてしまましたが…。
大山寺にお参りした後は再びケーブルカーで麓まで降ります。少し長いですが、動画を撮りましたので、先頭の車窓から見える風景とアナウンスをお楽しみ下さい!
大山にお参りするには、ケーブルカーの駅まで27個の階段を登らなければならないのですが、今回食事をした小川家さんは、比較的ケーブルカーの駅まで近いので助かります。小川家さんまでは車で行けます。ただし、細い上り下りのある道と急坂を上らなければなりません。軽自動車でないとたまに行くのであればなかなか難しいかなと思います。
こちらが小川家さんです。料理は7品で3,000円(税抜)。いや~安いですよね。まずは胡麻豆腐から。次に豆乳の湯豆腐に湯葉の刺身です。豆乳は食べた後、引き上げ湯葉にできますし、豆乳は飲むこともできます。
左上が豆腐のグラタン、右上は何というのでしょうか?豆腐と半熟のたまごと海老とゆりの根とキノコに白身魚が入ったものです。とにかくこれが絶品で、お汁まで美味しくいただきます。次に左下は湯葉のあんかけ、中央が揚げ出し豆腐、右下がデザートの豆腐の杏仁豆腐(それも何だか変な表現ですが… ^^;)。これにひじきご飯と豆腐のみそ汁とお新香がつきます。一つ一つは少ないのですが、だんだんとお腹にたまってきて、食べ終わると結構、お腹いっぱいになりますよ。
最後に大山阿夫利神社と大山寺の御朱印です。
大山阿夫利神社の御朱印は「元旦奉幣」の特別版で、紙は金の和紙で漉かれています。大山寺では「鐵不動」の御朱印をいただきました。本当なら御朱印帳に書いていただけるのに、今日は忘れてきてしまったのでした…。というオチつきでした。
この1年が皆さまにとってもよい1年でありますように。
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