赤坂迎賓館から須賀神社へ

今日のつぶやき
赤坂迎賓館から須賀神社へ

日曜日(28日)は、中井貴惠さんの「あん」という朗読劇を早稲田大学の大隈記念講堂に聴きに行くことが目的でした。とはいえ、開始時間は午後3時15分だということで、その前に赤坂の迎賓館を見学に&須賀神社にお詣りに行きました。迎賓館は、2016年の4月から一般公開が始まりましたので、一度ぜひ行きたいと思っていたところでした。昨晩は娘のマンションに泊めてもらいましたので、悠々です。迎賓館の庭は自由に入れるのですが、中に入るには西口で1,000円を払って見学することになります。もっとも、和風別館の游心亭は事前予約が必要です。ま、中だけでもいいので…。

中は白で統一されていて、すごくシンプルです。これがヨーロッパだと天井まで壁画が描かれてあったり、肖像画などの絵画や飾り物で埋め尽くされていますので、かえって新鮮ですね。何の間だった忘れましたが、白い漆喰とゴールドの2色だけが使われている部屋などは、これもかえってゴールドが引き立ってみえます。

とりあえず、写せるのは表と裏の庭からですので、こんな感じですね。あ、こちらは、武者姿をモチーフにした屋根です。内部にもやはり武者が彫ってある部屋もありましたね。

さて、次は須賀神社です。一昨年大ヒットした新海誠監督の「君の名は」のラストで、主人公の二人が再会するシーンに出てくる赤い手すりの階段がある神社です。もちろん、映画も見ています。とにかく絵がきれいだなということと、ラストで流れたRADWIMPSの「なんでもないや」がいい歌だなという印象が強くて、物語自体は、大林宣彦監督の「転校生」などのいろんな物語との既視感があって…。でも、正月のテレビで改めて観た時には、いろんな伏線が様々に入り組みながら、見事に回収されていて、よくできているなと改めて感じた次第です。ま、いずれにしても、いわゆる聖地巡礼ですね(^_^)v娘に案内してもらいました。ただ、同年の映画としては、こうの史代さん原作の「この世界の片隅に」が断然お勧めですけれどね。

意外と大きくて(と言ってもそれほど大きくないのですが)立派な神社でしたね。聖地らしく、自撮り棒を持った外国の方もいらっしゃっていました。私らも変わらないですけれどね(^^;)それにしても、この絵馬!皆さん絵がうまいですね。作品に対する思い入れがよく出ていると思います。これはこれで貴重な聖地巡礼でした!

で、こちらは須賀神社のお守りです。「一陽来福」。本来は「一陽来復」と書きます。冬が去って春が来ること。新しい年が来ること。転じて、悪いことが回復して、善い方向に向かうことを言います。「復」を「福」に変えていますね。回復ではなく、福が来るように…ですか。金銀融通ですしね(^_^)v

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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