娘がばあちゃんの手を引いてじいちゃんの七回忌の法要に行く故郷の夏
今日から9月ですね。何度も書いていますが、月日の流れは本当に早いですね。9月に入ったら、あーっと言う間に授業が始まります。まだ、論文を書き終わっていないので、気が気じゃありません(^^;)
さて、今年の夏はどんな夏だったろうと振り返ってみても、案外覚えていないものですね。まぁ、ほとんどは家と研究室の往復でしたからね。その方が落ち着くという、困った性格です。で、1番の想い出は、やはり父の七回忌ですね。こうやって親子4人で福岡の実家に帰ることもそうそうはなくなってしまうかなと思います。娘たちもそれぞれに独立しましたからね。今はかみさんと義母となな君との生活です。そこで、今年の夏のベストショットです。
前にも載せた写真ですが、実家での父の法要が終わって、八女市の料亭「矢部川城」に会食に向かうところです。今、実家は新しくなりましたが、まだ旧宅も残してあって、ほとんどあまおうの作業場となっています。その旧宅の前を通って、隣に停めてある「柳川城」からの迎えのバスに向かう長女と母です。手を引かれながら、母は孫にどんな話をしているのでしょうね。何か話をしているようなんですが…。
自分より背が低くなったおばあちゃんの手を引いていく娘を後ろから眺めながら、そんな月日の流れを感じます。私がこの家を出てから、今年でちょうど40年になります。中国の寓話に、鍋で粥を炊くほんの短い間に、人は自分の一生の夢を見るというお話しがあるそうです。この一瞬にその40年分の夢を見たような…。この写真を改めて見て、そんな感覚を覚えました。平成最後の夏、だからこれがこの夏の私のベストショットです(^^)
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