緒形拳研究会 多芸の人
本日は、横浜市歴史博物館の井上攻副館長と緒形邸に資料整理に伺いました。井上副館長と言えば何ですが、大学時代からの親友です。前にも書きましたが、横浜市歴史博物館での展示会にこぎ着けたのも井上氏の尽力によるものでした。まだ、開催できているわけではないので、こぎ着けてはいないですね(^^;)
資料整理と言っても、本日は井上氏に資料をみてもらうというのが大きな目的で、後は、緒形さんの蔵書を30箱弱大学に移送しただけです。でも、まだ運び切れていません。後1回…ですかね。それからがまた勝負です。
緒形さんは、役者としても舞台、映画、テレビと満遍なく活躍された方でしたが、書画もよくされた方でした。独特の力強い文字はもちろんのこと、絵を描いたり、陶芸をしたり、とにかくたくさんの趣味を持たれた方です。とくに北大路魯山人には深く傾倒されていたようです。1987年には日本テレビで「炎の料理人・北大路魯山人」を演じていらっしゃいますね。
こちらは、緒形さんが作陶された茶碗です。1964年に主演されたNHK大河ドラマ「太閤記」と、翌65年に同じくNHK大河ドラマ「義経」で弁慶役を演じられたことにかかわるものだと、分かる方には一目でわかりますよね。独特も文字をあしらって、まさに多芸の人です。
まだまだ調査も資料整理もこれからです。再来年はあっという間でしょう。時間ももったいないですが、正直なところ、先立つものにも苦労しています(T_T)あぁ~どなたかスポンサーになっていただけないでしょうか…。切なるお願いです…。
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