新出資料 緒形さんの台本

今日のつぶやき
新出資料 緒形さんの台本

どの時代をやっていても、何をテーマにしても新しい資料が出てくるのは嬉しいものです。ずっと緒形拳さんの展覧会の準備作業をやっていたのですが、あ!そう言えば8月に入って初めて書きます。この前が7月27日でしたか。約2週間ぶりですか?いや~怠けてますね(^^;)正直、書いても書いてもあんまりみてくれる人が増えるわけではないし、これはホリエモンの言うことは嘘だなと改めて感じておりました。

あ、そんなことはどうでもいいんです。緒形さんの資料を整理していて、どうも腑に落ちなかったのは、大事な台本が見当たらないことでした。一度、お宅を建て直して、その際にだいぶ廃棄されたということを聞いていましたが、でも、緒形さんは、自分が好きだった作品、転機となった作品、重要な作品については残しておくタイプだと見受けられました。資料の残し方がそうでしたから。資料はその存在だけでもその人の性格を映し出すんですよ。

それからすると、どうしてもないのがおかしい…と思わざるものが多数ありました。昨日、ハッピーさんがうちにこられて、展覧会の作戦を練っていたときに、偶然昔の写真に緒形さんのサイン入りの『破獄』の台本が写っていました。「あれ!あるじゃん!!」びっくりです。早速、『破獄』の台本を知らないか、ご家族の皆さんに問い合せてみたところ…幹太さんが見つけてくれました!

ちょっとぼかしを入れていますが。あったではないですか!『破獄』!!

どころか、NHK大河ドラマの『太閤記』も『源義経』もあるではないですか、それにテレビ版の『必殺仕掛人』の台本も!あれ、『隠し剣 鬼の爪』には、山田洋次監督のサインまで。まさにお宝です。あるはずのものがあったとしても、気持ちは新出資料です。歴史家にとって新出資料ほど好きなものはありません(^_^)v

さて、残りの原稿を仕上げなければ…!

猛暑酷暑が続きます。みなさん身体に気をつけながら、頑張りましょう!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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