藤沢地名の会講演 揺れる大地 燃える富士-宝永富士山噴火と相模の村々-

今日のつぶやき
藤沢地名の会講演 揺れる大地 燃える富士-宝永富士山噴火と相模の村々-

28日の土曜日には台風22号が接近してまたまた心配しました。21日の土曜日も台風21号が接近して、9月に佐賀で公演したときも台風が来ていました。講演会のたびに台風に当たる確率が、今年はなぜか多くて、まさに「嵐を呼ぶ男」ですね(^_^;)でも、不思議なことに台風が過ぎた後だったり、まだ来る前だったりして、雨はふりましたが、それほど酷い降りでもなく、また風も強くはありません。もちろん、講演会には支障はありませんでした。さすがに「晴れ男」こんなところでも威力を発してくれたようです(^_^)v

それにしても、宝永富士山噴火に関する講演会は何度目になるでしょうか?2011年3月11日の東日本大震災以来、とくに災害史に対する需要は多いようです。宝永富士山噴火については、4年前の元禄大地震とセットでお話しすることもありますし、単独でお話しすることもあります。いずれにしても、骨格は変わらないとしても、その地域地域に合わせてアレンジしますから、それだけ準備はたいへんです。ただし、今回の藤沢市については、なかなか史料がなくてちょっと苦しかったですね。そうした中で収穫があったとすれば「伊東志摩守日記」を読んだことでした。ここに江之島岩本院からの初刊が収録されていまして、これが藤沢の災害状況がしっかり書かれています。原本は、宮崎県立図書館が所蔵しているそうで、ぜひ1度拝見したいと思っています。

とにもかくにも、当日は雨にもかかわらず、100名弱の皆さんが駆け付けてくれました。本当にありがたい次第です。ここで改めて御礼を申し上げますm(_ _)m

 

 

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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