壮観は、採点地獄の始まり…とか。
今日は月曜日授業の最終日。1時限目と2時限目、文理共通科目-知識とコミュニケーション-江戸学と現代社会は、期末試験です。授業評価のアンケートを書いてもらって、授業の概略をまとめた後は鐘が鳴るまで回答してもらいます。穴埋め問題と論述問題の2問、はてさて。以前は、論述問題一本でしたが、いつの頃からか文章が書けなくなり、仕方がないので授業のテキストやプリント、授業ノートの持ち込みを可としたのですが、それでも論述問題については、ろくに回答できなくなってしまい、とうとう穴埋め問題で、点数を穴埋めすることにしました(^^;)
これからの教育には、ただ知識を詰め込むだけではなく、それを社会や生活に活かす力、そして自分で問題を解決する力が必要だといわれて、入試試験も変わるようです。でも、現実はそれ以前の問題です。同じ話をしても、昔に比べたら、ちゃんと文章で回答できなくなってきているのですから、まとめられないようになってきているのですから…。そこが実は学力の低下が如実に表われているところです。学んだ知識をきちんとまとめられないのにその先はないと思うのですがね。教育の理論と方法論、理念ばかりが空回りしています。
ただ、穴埋め問題を設定したのは結果的にはよかったのかも。試験の受講者は、1時限目が60名で、2時限目が124名。1枚目の写真が1時限目で、2枚目が2時限目です。同じように教室の右後ろいっぱいから撮ってみたのですが、2枚目の奥行きはさすがに違いますね。同じ程度の試験が来週の金曜日に予定されています。これだけのものを採点するのはたいへんです。それに試験に対する質問が来たら、明確に説明したあげなければなりません。何だかみんな自分の首を絞めてるな…と、思わないでもない今日この頃です。
夕方から鎌倉市の文化財専門委員会がありますので、これから鎌倉に向かいます。やれやれです…。
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