GW明けの月曜日は雨で始まりました。5日まではそこそこに良いお天気で、暑い日もあったのに、昨日から急に寒くなってしまいました。今日は昼までには雨はあがるかなと思っていたのですが、3時限目もまだ小雨が降っていました。GW明けから早速、1学年を対象とした入門ゼミナールの授業が始まりました。

傘を差していない学生もいて、本当に小雨でした。今日のキッチンカーは6台でしたね。日によって違っていて、もっとも多い日は10台来ていました。明日からはどうなのでしょう。

いずれにしても大学にも日常が戻ってきました。GWがGWらしかったのも4年ぶりですか…。ただ、私は3日にハリーポッターのお芝居を観た以外は、ずっと本の編集か畑仕事かジムに行くかの生活でした(^^;)昨日は、今日の授業の準備でレポートの添削をしたり、PowerPointを作り直したり、新しく思いついたプリントを作成したりして1日が終わってしまいました。GW明けはとにかく、7月まで走り続けるしかないのです。

今日5月8日は昨年なくなった母の誕生日です。5月8日は母の日になることもあって、毎年、誕生日と母の日はセットで花やプレゼントを贈っていました。ただ、施設に入ってからは生花は送れません。3年前に施設で履くピンクの館内シューズを贈ったときはとても喜んでくれました。妹からの伝聞ですが…。

5と8は何となく縁起がよくて好きな数字なのですが、これもおふくろの誕生日だからでしょうか？実は結婚記念日が1985年の5月5日で、やはり5と8がかかわっているのです。だから58が1番好きな数字なのです。

母との想い出はたくさんあってどれも選びようがないのですが、1つ思い出したのは、小学校6年生の時に福岡市内の病院で扁桃腺の手術をした時のことです。普通、扁桃腺の手術はその日限りで終わるのですが、私の扁桃腺はボロボロになっていたようで、1週間ほど入院して手術を受けました。入院する日は母と二人で病院に行ったのですが、遅くなって食べるところがありません。その日は結局、屋台のおでん屋さんで夕食を食べました。手術前だというのに母と二人で旅行した気分で、妙に浮かれていたことを思い出します。

病院の窓からは、当時西鉄ライオンズが本拠地にしていた平和台球場が見えていました。ナイターのある日は照明の灯が煌々と輝いていて歓声が聞こえてきます。その平和台球場のある高台の手前には大きな池がありました。今、考えるとあれは池ではなくて福岡城のお堀だったのですね。その時の母の笑顔と平和台球場の灯とその灯を水面に映したお堀の風景を思い出しています。あれも確か5月のことでした。

母が亡くなって早7か月が経ちました。いつもいつも身体のことを心配してくれた母。お母さん、僕はまだもう少し、いやもっともっと頑張るけんね！！

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授

専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで！

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