父の七回忌に台風

今日のつぶやき
父の七回忌に台風

台風24号は、どうもこのまま日本列島を縦断するようですね。怖いですね。福岡の実家では、苗の植え付けは終わったのでしょうか。いずれにしても、台風が来たらビニールを剥いで、去ったらまた張らなければなりません。その度ごとに右往左往です。

今日は父の七回忌です。改めてもう6年が経つのか。そんな日に台風なんて…。でも、ある意味、父らしいかな。よくテレビでは、台風の時に外に出ていてケガをしたと言った話を聞いて、何でこんな日に思うことがありますが、農家はやはり育てている作物のことが心配なのですね。父も雨風の中、雨合羽を着て見廻りに行っていました。稲がある時期には用水の心配を、いちごが苗の時には苗を、植え替えても苗を、と心配ごとは絶えません。

こちらの写真は、以前のサイトで載せたものですが、私が3歳くらいの写真ですね。

昔はカメラを持っている人も少ないですから、父と一緒に写った写真など、あまりありません。私が座っているのは籾摺り機ですね。籾から籾殻を除いて玄米にするための機械です。この裏側には籾殻を取り去った玄米が上から勢いよく瀧のような感じで落ちてきて、なかなか見応えがあったような…記憶があります。実家では、いちごを作るようになる前は、米とみかんとぶどうの他に、秋の仕事として籾摺りをして廻っていました。小学校の時は、籾摺りをした家から集金をするのが私の仕事でした。

懐かしいといっても、ほとんど覚えていない風景です。たぶん、実家ではなくて、籾摺りの途中で誰かに、近所のどこかで撮ってもらったのだと思います。まだ20代の父です。昭和30年代の匂いが漂う写真ですね(^_^)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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