長閑な春なのに…。

今日のつぶやき
長閑な春なのに…。

ふっと研究室から外を眺めると、陽ざしも明るくて、ここのところ、雨が降っても暖かい。というかむしろ暑いくらいですね。こんな景色を眺めていると、世の中の新型コロナウィルスの騒動なんてウソのようです。春の選抜高校野球もラグビーも中止になって、プロ野球やJリーグはもとより、コンサートや観劇なども中止や延期になっています。インバウンドインバウンドと騒いでいただけに、宿泊業も悲惨な状況が続いているようです。株価も大きく下がっているし、これから倒産する企業も増えそうだし、学生の内定取り消しも次第に現実味を帯びてきました。長閑な春が本当にウソのようです。

今日は、茶道研究会の元部長だった学生が卒業の挨拶に来てくれました。2年生、3年生と続けて部長をやって、今は文化部連合会の役員もやっています。卒業したら、東京都立大学の大学院に進むとか。悪名高かった?!首都大学東京から大道!に戻るとしよかったね、なんて世間話をしながら、しばしお祝い。彼女らも卒業式がないわけですからかわいそうです。袴を着るチャンスなんて、人生で高等教育機関の卒業式くらいしかないですからね。でも、そうやって次をめざして頑張って行こうという姿勢は本当にたくましくて、嬉しくなります。

たまたま葉書を買いに5号館に行ったところで、前からここに住み着いていた猫2匹に出会いました。「なんだ無事でいたんだ」なんて声をかけても、まぁ~相変わらず無視してくれます(^^;)それでも何だか少し嬉しくなって、ドタバタの日常にふっと暖かい空気が入ったようでした。閑話休題ですね。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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