如月・弥生

今日のつぶやき
如月・弥生

いや~またずいぶんと間が空いてしまいました。4月になったら退職まで毎日つぶやくぞー!!書くぞー!!と堅い?!決意をしているのですが、先が思いやられますよね(^^;)3月ももうすでに12日です。東京大空襲の日も東日本大震災の日も過ぎてしまいましたね。それにしてももう12年ですか…。私が被災地を視察したのは2015年と2016年でした。今ではかなり復興が進んでいるようですので、またぜひ訪れたいと思っています。

ここでは2月下旬からの日々をかいつまんでお知らせします。まずは2月28日(火)。中高時代の同級生だった野田国義君、が立憲民主党の参議院議員をやっているものですから、初めて国会議事堂の中に行ってきました。国会図書館には昔よく行きましたが、国会に入るのは本当に初めてです。中に入るのには国会議員の紹介が必要だとは初めて知りました。中学校時代の同級生だった森山君も一緒です。

こんな間近で国会議事堂を眺めることなんかなかったですからね。右下は参議院会館です。野田君の部屋の近くには話題のガーシー議員の部屋もありました(^^;)

2月28日といえば、ちょうど衆議院で予算の可決が行われた日です。途中からこの議会も見学させてもらいました。ちょうど賛否の投票をしているところで、名前を呼ばれた議員が投票箱に札を入れているところでした。名前を呼ばれるので、投票される方がどなたか確認もできました。皆さんマスクをされていますから、わかりづらいんですよね。

牛歩戦術というのも実際に目の当たりにしました!ただ、細田議長から後1分で締め切りますという言葉を何回かかけられて、最後はダッシュで投票されていましたが。

法案可決の際のかけ声、「議長~採決をお願いしまぁぁぁ~す」といった動議なども芝居がかっていて、さながら劇場でしたね。確かに趣のある場所で、権威の象徴ではあるのでしょうが、もう少し時代の流れに合わせてもよいのではないかなと思った次第です。いずれにしても、貴重な経験でした。

ただその後は、兼務している文明研究所の『所報』や『紀要』の編集、本務の教育開発研究所における本年度のフォーラムの準備やらで四苦八苦しておりました。フォーラムは3月10日(金)で、担当者であるとともに発表者ですから…。

そんな中、7日(火)には久しぶりに緒形拳さんのお宅を大学院生、学生、かみさんとともに訪ねて、書斎に残されていてまだ目録に入力していなかった本の奥付をカメラで撮影する作業や、緒形さんがいただいて保存されていた色紙を整理のために搬出する作業を行いました。ほぼ2年半ぶりですか。また、収集した資料は、整理した上で資料目録として入力していきたいですね。

そうそう、緒形拳関係資料目録の第一弾として、文明研究所の紀要『文明』誌上に緒形さんが所蔵されていた台本とスクラップブックの目録を公開します!

ちなみにこちらは10日(金)で私が発表しているところです。

新型コロナウイルス(COVID-19)のために2020年度から始まった遠隔授業のうち、私が受け持った現代教養科目「人文科学における歴史学」と「知識とコミュニケーション―江戸学と現代社会」では、オンデマンドで授業を行いました。具体的にはPowerPointの録画機能を使って、スライドを説明する形で動画にしたものです。2022年度は比較的コロナの影響も収まってきましたので、対面授業が主体ですが、講義型授業については遠隔授業でもよいということでしたので、オンデマンドにしました。今年度からのカリキュラム改編で「人文科学における歴史学」はなくなりましたが、「江戸学と現代社会」は370名を超える登録者がありますから、対面はもとよりオンラインやハイブリッドでもきついですから。

これらの授業では果たして学生たちにとってどうなのだろうということで、独自にアンケートを採っていましたので、それをまとめて報告したということでした。

それにしても、日本史の報告は史料によって史実の証明をしたり立論していきますから、発表で90分などは当たり前ですが、ここでは発表17分に質問3分というタイムスケジュールで進んでいきます。しかもPowerPointの利用はほぼ必須。さらには予稿集も作成しておかなければならい(これも私の仕事でした)。最後にディスカッションの時間をとっているとはいえ、まさしく理系形式の報告です。最初は戸惑いましたね(^^;)

話は変わりますが、昨日11日(土)には10日(金)にグランドオープンしたばかりの東京ミッドタウン八重洲に行ってきました。

東京駅の八重洲口から直行できると言っても、八重洲口自体が巨大なショップ街になっていますので、たどり着くのが大変でした。それにしてもここにもまた新たな名所が誕生しました。お客が多くて、御昼なんて食べられませんでしたけどね。

東京ミッドタウン八重洲にはそれが目的で行ったわけではなくて、目的は出光美術館に伊藤若冲を見に行くついででした。出光美術館がいくつか作品を買い取ったそうですので、久しぶりにタイル画様の象さんを見たいなと思っていたのですが…。

現在は展示替えがあって、円山応挙とその門下および酒井抱一とその門下に代わっていました。相変わらず行き当たりばったりです。正直言って、応挙と抱一と比べるとその門下一派の画力は少し落ちるなというのが偽ざる感想でしたね。ただ、抱一の弟子といえば鈴木其一しか知りませんでしたので、これだけの一派がいて、しかも抱一自身の工房をもっていて、そこで作品を作っていたというのは新たな発見でした。

とりあえず、一段落しましたが、今週はゼミ生たちの春の中間報告会です。一人一人日程が違うので、結局、毎日出勤です。さぁ~頑張って行きましょう。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

コメントを残す

コメントを残す

«
»
  • LINEで送る