5月は祝月ともいう L336Mile

今日のつぶやき
5月は祝月ともいう L336Mile

5月は陰暦だと4月で初夏にあたりますね。さつきと読んで皐月とも書き、早苗月ともいいますね。『日本国語大辞典』によれば、仏教の世界では「三長斎月の一つとして、精進して、悪事を慎む」月なんだそうです。明るく活気に満ちた季節です。また『ジャポニカ』によれば「祝月{いわいづき}の異称が古くからあり、5月1日になると人々は相賀し、この日から神社への参詣が多くなるといわれ」ているそうです。5月1日はメーデーですが、何にしても古くからの習慣として、ゴールデンウィークのはじまりを連想させます。

5月の1日と2日は月曜日と火曜日で平日なのですが、本学はお休みになっています。んが、研究室には出勤しています。何故かと申しますと、昨日ちょっと書きました井上君の研究論文集を編集している段階で、そういえば預かっていた元の論文のコピーや抜刷一式を研究室に置き忘れていたことに気がついたからでした(^^;)とくに表や図の位置についてはやはり確認が必要ですから。

これだけの論文の量です。全部を編集したら700ページを超えるかも知れません。これこそ長年の研究成果ですね。江戸時代という社会の、とくに後期の宿場や農村の構造から生活まで幅広く分析したものです。内容については出版の時に宣伝を兼ねて詳しくお伝えしましょう。

作業の合間にちょっと外に出てみると、今日は天気も穏やかで心地よい風が吹いていました。

普段なら学生たちで賑わうキャンパスも、さすがに今日は人通りも少なくひっそりとしています。そんな中でもテニスコートからボールを打ち合う乾いた音だけが響いています。ラグビー場にも陸上競技場も朝の練習はなかったようです。試合かも知れません。こんな静けさもまたいいものです。まさに忙中閑ありです。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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