幕末の改革組合村と関東取締出役

今日のつぶやき
幕末の改革組合村と関東取締出役

今日から11月。今日も秋晴れ。そして今日から本学では建学祭。でも、私は、原宿のオリンピア眼科病院で半年に1度の定期検診です。こちらの病院で甲状腺眼症の手術を受けたのが、2011年と2012年でした。もう6年の月日が経つのですね。今回は、8月に受けた人間ドックで緑内障の疑いがあるということで、検査も2種類くらい増えました。緑内障の検査も年1回は受けているので大丈夫かなと思ったいましたところ、はい、大丈夫でした。もっとも、次回、5月の検診ではさらに違う検査も実施するとのことです。それにしても9時30分ごろに到着して3時間弱。今回もかかりましたねぇ。仕方がないですね、日本中から患者さんが来る病院ですから。

それにしても、9時頃のまだ人通りに少ない竹下通りと原宿通りは、清寂がまだ街を包んでいて、なかなかの風情です。

さて、既報の通り、4日の日曜日には、町田市立自由民権資料館で講演会を開催します。題目は、「幕末の改革組合村と関東取締出役- 小野路村組合と木曽村組合 -」です。ポスターやチラシでは仮題になっていました。そう言えば、最終的なタイトル名を伝え忘れたような…(^^;)あいかわらずのうっかりです。

この講演会では、主に小野路村組合の寄場名主であった小島鹿之助の日記『小島日記』を題材にしながら、安政期から慶応期にいたる政情、とくに関東の政情と地域の動向についてみていきたいと思っています。今のところ、以下のような内容でお話しをするつもりです。

はじめに- 組合村とは? -
①「村」「町」と「組合」と「組合村」
②関東取締出役と改革組合村=寄場組合
③小野路村組合と木曽村組合
Ⅰ.横浜開港と見張番屋-安政期の諸相-
①横浜別段取締りと見張番屋
②桜田門外の変と見張番屋の拡大
Ⅱ.文久期の社会情勢
①文久の幕政改革と軍制改革
②生麦事件と開戦の危機
③将軍家茂の上洛と新選組・新徴組
Ⅲ.慶応期の騒乱と農兵
①江川農兵と幕領農兵
②武州世直し一揆と小野路村農兵
おわりに

3日までありながら、暫定ですが、レジュメとPowerPointを仕上げていく段階で少し変わっていきます。なので、講演が終わるまではまた、しばらく消えています。建学祭の喧噪も、私は蚊帳の外です…(>_<)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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