北條邸にて L299Mile

お知らせ
北條邸にて L299Mile

気がつけば残りが300Mileを切っていました。昨日でちょうど300Mileだったのですね。

昨日は約1年ぶりに大船の北條邸に伺いました。目的はもちろん、秋の北條秀司展についての打ち合わせです。北條家、東海大学関係者、緒形家の皆さんが集まって、まずはご遺族に展覧会開催についてのご許可を改めていただきました。それから展覧会の趣旨、内容、課題についていろいろと詰めた話をさせていただきました。もちろん、まだまだ確認しなければならないこと、詰めなければならないことがありますので、全部を公開することは叶いません。ただ、前回のブログでも書きましたように、小田原文学館をメイン会場として、小田原市民交流センター(UMECO)と旧松本剛吉別邸で関連企画を開催する予定です。今回は図録も作成します!

大船の北條邸は、神奈川県立フラワーセンターへの道筋にあって、その立派な門と竹林が鮮やかな屋敷でした。とはいえ、調査を始めた23年前に比べると、門もかなり傷みましたし、竹林もずいぶんと寂しくなりました。以前は、屋敷の屋根越しにも立派な竹が見えていたのですが…。建物自体が昭和5年(1930)の建築だそうですから、それだけでも文化財ものです。今では珍しい、波打った1枚ガラスの縁側の扉も素敵なのです。床の間のある8畳と6畳の続き間は、ちょうど旧松本剛吉別邸と同じです。北條邸で展覧会をやるのと同じだと思えば、感慨深いものがあります。

話に夢中になって、北條家の庭の野菜畑も、今が盛りの紫陽花も写真に撮るのを忘れてしまいました(^^;)仕方がないので、自宅の庭に咲く花々をアップしておきます。この黄色い百合の花は、かみさんが北條先生と美智留さんの墓前にも捧げていました。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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